アレッポの石鹸記事へのアクセスは通年、わりと多くて
以前、書いたものはかなり昔に2ブランドの種類と使用感などの簡単なものだったので
石鹸についての情報も調べて補足し、先日リライトしました。
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アレッポからの贈り物という商品もあったので
- シリア政府認定アレッポ石鹸セラーは200軒以上
- 日本で入手できるアレッポ石鹸
- アデルファンサ(Adel Fansah)社(商品名:アレッポの石鹸)
- バラカート社(ショップ名:アレッポの石鹸職人から)
- アレッポからの贈り物
- アレッポからの贈り物とアデルファンサ社、バラカート社の比較
- アレッポ石鹸の取り扱い方
- 石鹸の切り方
シリア政府認定アレッポ石鹸セラーは200軒以上
またはシリア、アレッポのメーカー/石鹸職人たちが作る釜炊き製法。
(バラカート社はコールドプロセスも作ってます。)
特産であるオリーブオイルベース+ローレル(月桂樹)オイルを
(精油でなくローレルの実を絞ったオイル。抗菌、およびスキンケア効果がある。)
使用した伝統石鹸全般を指します。シャンパーニュのようなもの。
シリア政府認定アレッポ石鹸メーカーは200軒以上あったそうなので
「アレッポ石鹸」はたくさんの職人とセラーがあります。
アレッポ石鹸メーカーのひとつ、バラカート社が販売するローレルオイル。
しかし、シリア内戦が起こったため、石鹸メーカーは爆撃で工場も破壊され
命を守るために家族や職人たちを連れてトルコなどに難民として避難しました。
トルコなどの避難先で
石鹸製造の再建をはかったバラカート社ほかのお話を読みましたが
想像を絶する苦労。大事な人を亡くした方もいたと思う。
現在のウクライナの悲劇にも胸を傷めてウクライナ国旗と共に綴られていました。
破壊される前と爆撃後のアレッポ。
(石鹸は動画内で出てくるスーク(市場)で販売されていました。)
これを書くにあたり、改めてアレッポの惨状と
生き延びた人々の話を(もっと酷い動画も)観て読みましたが
あまりにも理不尽で悲しく、とても他人事とは思えません。(TT)
アレッポ石鹸の場合はトルコ製などであっても
シリア・アレッポの石けん職人たちが作っていれば"アレッポ石鹸”です。
今はさまざまな種類の石鹸は選べるし私もいろいろ使いますが
ふとアレッポ石鹸を使いたくなって幾度か買いたくなる良さがあり
命と石鹸作りの技術を守ったシリアの人たちのすごさだけでなく
つまり同情でなく、アレッポ石鹸の品質からも守る価値がある技術と思います。
日本で入手できるアレッポ石鹸
比較的メジャーだと思うのはシリア崩壊前から日本の代理店と取引があった
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アデルファンサ社(アレッポの石鹸)、バラカート社(アレッポの石鹸職人から)、
アレッポからの贈り物の3種類を見ていきます。
アデルファンサ(Adel Fansah)社(商品名:アレッポの石鹸)
私が最初に購入したのはアデルファンサ社ですが特に理由はなく
近所のスーパーで販売してたから。他にもセラーがあることすら知らなかった。
アデルファンサ社製の目印はこのラベルと”アレッポの石鹸”という商品名。
2012年に爆撃で電気や水道を破壊され工場がほぼ全壊になったアデルファンサは
シリアの港湾都市ラタキアへ逃れ、2014年から仮工場で生産再開。
2021年、9年かけて、やっとアレッポの工場修復が終了したそうです。
商品は釜炊きタイプのみで3種類。
以前使用したことはあるけど合うタイプを忘れたので確かめたいなら
アデルファンサ社かバラカート社がわかりやすくておすすめ。
希少なローレルオイルが多く配合されてるほど価格が上ですが
オリーブオイルの割合が多いほうがしっとり度は高いです。
ライト(超しっとり)
ノーマル(充分しっとり)
エキストラ40(普通にすっきり、カサついたりはしない)
しかし、オリーブは泡立ちが緩めで消えやすく大変なので
洗髪にはエキストラ40をおすすめします。
ライト(オリーブ98%+ローレル2%)
ノーマル(オリーブオイル90%+ローレルオイル10%)
エキストラ40(オリーブオイル60%+ローレルオイル40%)
アデルファンサ社製 アレッポの石鹸 全種類 使い比べセット(送料無料)
バラカート社(ショップ名:アレッポの石鹸職人から)
2015年、工場に爆撃を受けたバラカート社のバラカート氏は
家族と職人たちを連れてトルコに避難、難民になりながら
言葉もわからない中、1年がかりで工場を見つけ、トルコで操業再開。
シリアより物価は高く経費もかかるものの情勢が安定しないシリアより
職人たちの安定したお給料と生活を重視しトルコで続けることに。
再開間もない時に撮影した動画。
この時は揃えられなかった作業着も今では調達できたそうです。
石鹸は釜炊き(アデルファンサと同じ釜で加熱して練り上げる)3種類と
熱を加えず苛性ソーダの発熱のみで作る(オイルのフレッシュさを活かす、
しかし大量生産には向かない)贅沢なコールドプロセスがあります。
釜炊きは3種類。(ノーマルとエキストラの配合はアデルファンサ社と同じ。
ノーマルとエキストラのみ3等分スライスがあります。(価格同じ)
レンジ加熱したくない人に。(数量限定)
バラカート社のコールドプロセス石鹸
使ったことがありますがなめらかな使い心地でどちらもしっとりします。
溶けやすくデリケートなので贅沢ですが髪の毛も洗いやすい。
他にガスールのつるつる効果をプラスした
カサブクレイ(ローレルオイル10%)の3種類。
アレッポからの贈り物
〇〇社というのがなく、産地はトルコだったり、シリアだったり
石鹸のスタンプも一定ではありません。
日本の丸長商事が
いろいろなアレッポ石鹸セラーから取りまとめて販売してるようです。
(避難民がいるのでトルコ産もある。)
釜炊きタイプのみ5種類
(ピュアオリーブ、ローレル、エクストラ、プレミアム、ラベンダー)
そのうち、オリーブとローレルの組み合わせのものは3種類。
(ピュアオリーブはオリーブオイル100%、ラベンダーは精油。)
3ブランドの保湿度比較
アレッポからの贈り物とアデルファンサ社、バラカート社の比較
ローレル配合比率でしっとり度を比較しました。
(上からしっとり→さっぱり)同じ比率は枠に入れてます。
目安として超乾燥肌(あぶらとり紙いらない、化粧直しほぼいらない、
通年こってりクリーム必要、小じわできやすい。)の私の使用感は
アデルファンサ ライトでかなり潤いを感じ、ノーマルも充分しっとり、
エキストラは可もなく不可もなく、すっきり。
髪だけ泡保持のためにエキストラがいいなという感じです。
普通肌の人はローレルが少なすぎると吹き出物になることもあるとか。
- アレッポからの贈り物 オリーブ&ラベンダー(ラベンダー精油)
- アデルファンサ社 ライト(オリーブオイル98%+ローレルオイル2%)
きちんと使用感の違いはあったので
ローレル2%のアデルファンサ ライトに近い
アレッポからの贈り物 ローレル(ローレル4%)までを
”超しっとり”の区分にして良いのではないかと思います。
(共にオリーブオイル90%+ローレルオイル10%)
(オリーブオイル60%+ローレルオイル40%)
アレッポ石鹸の取り扱い方
湿気で溶けやすくて大きいので切り分けてソープディッシュでなく
石鹸ネット袋で吊るすのをおすすめします。
石鹸の切り方
買ってきたらシーリングフィルムを剥がし、ラップに包んで
電子レンジ500wで1分温めるとナイフで切れます。
(コールドプレスは加熱しないほうがいいです。)
価格が同じなのでバラカート社のスライス販売(ノーマルとエキストラのみ)を
利用してもいいと思います。
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