同じ「落ちにくい、付着しにくい機能」ありのアップグレードVer.、
AUBE タイムレスカラーリップ(カネボウは花王傘下)と
コフレドール スキンシンクロルージュ(カネボウ)はどんな違いがあるのか気になり見てきました。
(私はパンデミック前からですが)テスターを塗りたくないので
使用感を確かめたいものは人がいない時間にお店の人にお願いして
少しスパチュラで少し削ったものをティッシュに乗せていただいて試しました。
色を見たいものはティッシュに描いて見ています。
色や使用感のレビューが
私のようにテスターを使いたくない人の参考になれば嬉しいです。
- 共通する落ちにくさと付着しにくさのメカニズム
- スキンシンクロルージュはパンデミック前に発売されていた
- ジェル膜化する成分
- AUBEとコフレドール、KATEの使用感の違い
- AUBE タイムレスカラーリップのカラーバリエーション
共通する落ちにくさと付着しにくさのメカニズム
3つとも吐息やくちびるから蒸発する水分を取り込んでジェル膜を形成。
ジェル膜が顔料を包み込むことによりカラーが保護されて
マスクやカップへのつきにくく、くちびるからも剥げにくくなります。
(コフレドールもリップモンスター同様、パール剤の記載はあります。)
ここで書いた通り、このジェル膜機能は誇大広告ではなく、かなり付着しにくく
くちびるにも色残りがあります。
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スキンシンクロルージュはパンデミック前に発売されていた
先日まで知りませんでしたが
カネボウだから同じ機能なのかなと見て気づいたスキンシンクロルージュは
パンデミックより遥か前の2019年3月発売でした。
私はドラッグストアコスメはこの価格帯になると余程の理由でもないと
上乗せして百貨店コスメを買うほうがいいと考えるタイプなので
恐らくコフレドールの商品を購入したことはありませんが
確かにパンデミック前にこれを見た記憶があります。
昔からカップやストローに付着しにくい商品の需要はあるとはいえ
カネボウはすごい先見の明でしたが
後発のリップモンスターが爆発的に売れて高額転売状態にまでなってるのに
同等の付着しにくさと落ちにくさ、
むしろこちらのほうがいろいろと上のスキンシンクロルージュが
なぜ、元のユーザーに騒がれていないのか、
(リップモンスターが品薄ならAUBEを!とかはいっぱいあるのに。)
ブランドもトランスファープルーフ(付着しにくい)のPRをしていないのか謎です。
2017年発売のピュアリーステイルージュもジェル膜の説明の記載がありました。
(ピュアリーステイルージュはグロッシーなシアータイプ。)
ジェル膜化する成分
この、ジェル膜化して「つきにくく、落ちにくい」機能性を叶えるのは
「ビスアルキル(C16-18)グリセリルウンデシルジメチコン」という成分だそうで
含まれているのは以下の5種類。
同じ、カネボウのルナソル、KANEBO、花王傘下のスックには含まれていません。
AUBEとコフレドール、KATEの使用感の違い
やはり予想通り、これらのほうが顔料多めで発色と密着力がいいです。
リップモンスターのぬるっとしたグロッシー感でなく
スルッと塗れるけど滑りすぎないサテン仕上がり。
マスクの有無に関わらず、やや乾燥を感じるリップモンスターに比べて
しっとりしたクリームの潤い感が続き、とても快適です。
顔料が多い(不透明度が高い)のは高彩度や暗色ということではなく
淡色でも薄い層でカバーできるので
「厚みの薄さ」は色移りしにくさ、取れにくさにつながります。
カバー力があるクリームサテンフィニッシュと言っても息苦しいのっぺり感はなく
ベタでない軽い仕上がりでカジュアルにもオフィスにも◎。
試しに暑い日に雑に塗り、わざとティッシュオフなしで間髪入れずマスクして外出、
マスク内でくちびるが潤ってる実感がある状態で上から手で押さえてみたりしましたが
付着しにくさはリップモンスターと同じで、うっすら、かすった程度しか付きません。
マスクはいつも通り、お気に入りのエリエール ハイパーブロックです。
AUBE タイムレスカラーリップのカラーバリエーション
カラーチャート
ブルーのラインで囲んだ02、03、04、07がブルーベース向き。
イエローベース
朱(オレンジみ)を含んだブリックレッド。
オータムに最適ですがブラウンのくすみ感は少なめで暗くないので
みっちり塗らず、スタンプするように付けてぼかすと鮮やかすぎず
少しシックな血色レッドを求めるスプリングにも使えると思います。
(サマーと書いてるアナリストを見ましたが私は絶対に無理です。)
ヴィヴィッドスプリング〜調整してブライトスプリングにも良さそうな
グアバっぽいピンクみもあるオレンジ〜コーラルレッド。
- 06 ハニーオレンジ(限定色)
みかんジュースのような赤みが少ないフレッシュオレンジ。
リップモンスター 忍ばせイエローのような山吹イエローでなく
これだけで使える程度の赤みはちゃんとあります。
フレッシュなビタミンカラーのハニーオレンジに対して
カンパリオレンジはキャラメルオレンジのようなブラウンが少し入ったオレンジ。
ネットで見て「どう見てもイエローベース向きだな」と思っていたら
かなりオレンジが強いベージュで予想通りでした。
「ブルベもイエベも」とか「パーソナルカラー問わず」とか書いてあるのを
たくさん見ましたが絶対に違います。
出典:オーブ公式
ブルーベース
出典:オーブ公式
クールですが青みが多すぎないトゥルーレッド。
ホットピンク化したくない、王道赤リップが欲しい人におすすめ。
ウインターのイメージですが明るく深みがないので
調整して、ぽんぽん軽く塗ることでブライト〜クールサマーにもいいと思います。
もっと青み寄り、プラムにならないローズレッドがいいならコフレドール RD229。
透かしたルビーのような明るく浅いピンクレッドならリップモンスター 01 欲望の塊。
(サマー向き。ミューテッドの私にもよかったです。)
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ごくわずかにトーンダウンした落ち着きと鮮やかさのバランス絶妙な青みローズ。
紫や青が強すぎずフェミニンなグレープピンクとして使えると思います。
名前と違い、くすみがない明るい青み少なめピンク。
くすみが苦手なサマー(ライト、ブライト、クール)にいいと思います。
AUBE 04よりずっと赤み少なめでパステルっぽいクールピンクはコフレドール PK316。
彩度より明るさの場合はこちら、血色感が大事ならAUBE 04をおすすめします。
もっと青みの明るいラベンダーピンクならコフレドール PK 318。(クールサマーに)
サマーの私には暗そうだけど気になってた07 ラズベリーチョコレートは
明度は05 ダークフィグとほぼ同じですが
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ネット画像よりも赤み抑えめ、マイルドなミルクココアぽく、ピンクみもあるので
黒っぽいパープルアンダートーンの05 ダークフィグよりも馴染みやすそうでした。
でもやっぱりダークなのでディープウインター向き。
コフレドールについてはこちら。
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