しばらく考えてましたが気になるので他の注文のついでに買いました。
躊躇したのはAmazonなどの安いブラシ高評価レビューは最後まで読むと
”今までは100均を使ってました。”などがあるから。それは高評価になるでしょう。
(私は100均ブラシはとても無理、偏見でなく見たことあります。
大絶賛されてたので見ましたが無理すぎて買いませんでした。)
これの高評価にもあったので求めてる基準が違うのではないかと思った。
そして届いた、小さめ。
機能性の感想
(これ以外にも冊子に使用法が書いてあります。)
- お悩み消し美肌ブラシ
- 平らな面で目の下のコンシーラー
- 縦に使ってほうれい線にコンシーラーをのせる
- 縦に使ってノーズコントゥア
- 毛先を横に使ってアイシャドウ
要は小さいフラットファンデーションブラシで、それ以上でも以下でもない。
1と2はまとめて”コンシーラー”でいいと思う。
この低価格に物申すのは気が引けますが
例えば”これを買えばビギナーでも全て解決期待”をしていいのか
わからない人に向けて言うなら、
平筆のベースブラシは人気があるものではなく、私も持ってるけど使わない。
1は目の下にコンシーラーを少量(チップで点2つほど)乗せて
平らな面のグラデーション部分で、
ささっと掃くようにすると筋になりにくく上手くいきます。
目の端(目尻など)は先で横に掃く。
ブラシに残ったコンシーラーで上まぶたのくすみも掃いてください。
2は他の美容雑誌で見かけたことがあります。
私はほうれい線がなく目回りの小じわタイプなのでしたことがありませんが
恐らくほうれい線は動くとこなので重ねるのは良い提案と思えません。
4には明らかに大きすぎます。アイブラシは別で買いましょう。
- ふんわりツヤ美肌ブラシ
- ファンデーション
- チーク
- 頬骨のハイライト
- フェイスラインのコントゥア
毛が若干硬いので肌から離さずにBuff(研磨するように)使うといいです。
ただし、ここまで弾力があるフェイスブラシはフェイスカラーに使うと
先にきれいに塗った薄いファンデーションの層を削ることはあります。
まず、1のファンデーションはNo。ブラシがファンデーションを食べます。
ムラ付きするので筋になりやすい、筋を消すためにBuffすると
どんどんファンデーションがブラシ内部に飲み込まれていきます。
私は薄づきが好きでいつもほんの少ししかファンデーションを使いませんが
付け足したのは生まれて初めてです。( Dior Forever Glow使用。)
2はパウダーチークには悪くありません。
(ただ密度がかなりたたいのでぐるぐるしすぎると
下のファンデーションが台無しになります。)
かなり密度が高いのでクリームチークに試してみたら
これも私はシアーフィニッシュが好きですが、それにしても薄すぎる仕上がり。
使用したのはNatasha Dennona Mini Love Story Collection Cheek Duo。
(チークは私が大丈夫な色。実物はコーラルぽくありません。
ハイライターはピンクにシャンパンゴールド混ざりで、ちょっと難しい。)
いつもは適当に塗っても動画のように透明度が高い瑞々しいピンクがのりますが
”ふんわりツヤ美肌ブラシ”はチークを内部に飲み込んでカラーペイオフが悪い。
普段、クリームチークに使うのはSigma F53、或いはEigshow F605、F604。
Bloom + Glow Brush Set | Sigma Beauty
ハイライターには幅がありすぎ。
パウダーハイライターをブラシ内に巻き込み、吸収して肌に乗りません。
動かしすぎると広範囲に拡散してダサいので
ハイライトブラシは別に購入したほうがいいでしょう。
おすすめハイライターブラシ。Sigma F35 Tapered Highlighter。
側面で磨くほど馴染んで粉感が消え、ウェットルックにできます。
使用ハイライター Sigma Beauty Glow Kissed Highlight Palette。
少量でクリームのようなしっとりしたツヤ。
クリーム、またはリキッドハイライターも使うならF03。(パウダーにも使えます。)
小さめなので広がりすぎず要所で光らせることができます。
扇型は面で磨きます。
onewkeybluebasesummersmoky.hatenadiary.com
フェイスラインのコントゥアは
慣れない人は特にF28やF44、或いはF78(2022 Allure Best Of Beauty受賞)のような
ふわふわでたっぶりした弾力がありすぎないブロンザーブラシがいいと思います。
F78 Ultimate Bronze™ - Sigma Beauty
まとめ
見た目はかわいいですが実用性を見るとお得ではないと思います。
マルチタスクでなくても、多少肌触りが悪くても
ふんわりツヤ美肌ブラシがファンデーションを飲み込まない毛と設計だったら
たとえファンデーションにしか使えなくても
平筆との”ベースメイクブラシセット”で、まだよかったんではないかと思う。
ミネラルルースメイクアップには(粉を飲み込まなければ)
Buffブラシとして使えないことはないかもしれない。
冊子はいらない。たいしたこと書かれてません。
特に”美容賢者の皆様に聞いた”宣伝ページいりません。
スタイルは書籍だから冊子が必要であれば不要なページ減らして
PRしたいなら、もう直球でArtisan &Artistのブラシカタログのみにして
ゲストの出演料コストを減らし、ブラシ1本にして
ふわふわ系のパウダーブラシ系廉価版が良かったんじゃないかな。
それなら少なくともパウダーとチークに使えます。
どんなものかわかってすっきりしたので気が済みました。
ポーチは京都のあるブランドとのコラボを3種類まとめて買って以来、好きです。
今は低価格でいろいろあるけど出勤時に持つと楽しくなる。
ムックはこの2つの廉価版のようですね。
思い出しましたが、このムックの存在を知った時に
廉価でないアルティザン アンド アーティストのブラシを持ってるという人が
ブログレビューに”(廉価版も)全く変わらない!”って絶賛してました。
私はアルティザンのこのブラシを持ってませんが
そのブログは間違いなく誇大広告レビューでしょうけれど
もしも、¥8000近いものがこのクオリティだったらひどいと思うな。
廉価でないものは熊野なので良いはずです。
アルティザンのブラシは熊野、粗光峰(やぎ)で形がそっくりなので
竹宝堂が作ってるのかもしれない。
リキッドファンデーションブラシであれば粗光峰及び動物毛である必要はなく
むしろ、吸収性がないシンセティック(人工)がいい。
熊野はすごいと思いますが
制作のみ熊野に依頼してる海外ハイエンドブラシも買ってて思うのは
日本のブラシは設計力が弱いと思う。
20年前は大きなフェイスブラシは2万円ほど、アイブラシは5000円ほどで(りす)
私もそれは当然のことと思ってたから頑張って買ってた。
でも今は瑞穂のSHAQUDAとか見ると、ちょっとびっくりします。
ギフトだったら嬉しいかな。
ファンデーションブラシは廉価 ムックを買わずに
Sigmaを買った方がずっと幸せになれると思います。
onewkeybluebasesummersmoky.hatenadiary.com
シンセティック(人工毛)は動物毛に劣らない時代になりましたが
ほんの2年前まで動物毛派だった私がSigma Beautyの品質と低価格に驚いて
1年ですごい量(低価格〜$150超えの熊野Madeまで)を買って試した結果、
シンセティックブラシも何でもいいわけではありません。
設計だけでなく、毛質。
今回のように”製品を含んで顔に還元”ができない”形だけメイクブラシ”はかなりあり、
例えばTwitterや YouTubeでなぜか日本人が多く推してる名前に6がつくものも
私は”形だけブラシ”だと思いました。
ファンデーションブラシのもうひとつのおすすめ。