私のパーソナルカラーとの付き合い方、利用方法、色のお見立てなど。

私は恐らく、

読んで下さってる方々が思っていらっしゃるほど、
日頃はパーソナルカラーの「ぱ」の字も考えてません。
ふと何かひらめいて繋がる事はあります。
こういう事とか。
まだ書いてませんが肌色の事とか。
パーソナルカラーというか、
自分の「ベスト」と「アウト」物の基準が身につくと
ずっと考える必要がありません。
コーデもTPOと形さえ合わせられれば
リンク出来る色しか集まらないので悩みません。
形とは例えば「このボトムスにはクロップトップス」とかのバランスです。
お家が狭いとか、旅するノマドワーカーとか、超ミニマリストでなければ
着回し出来なくてもいいです。
ファストファッションもある時代だし、
管理出来るなら好きなだけ買っていい。
色はオンラインでしか買えないような物は
色々調べて自分と照らし合わせて考える事もあります。
ツールなので自分に内蔵されている知識と感覚として必要な時に引き出すだけ。
自分のことなら何か買おうとしてる時。
誰かのプレゼントを選んでる時。
人の事なら選んで欲しいと、お買物相談をされた時
(男性、女性、両方からあります。)
ここ何年かはパーソナルカラー何だと思う?も聞かれます。
ありがたい事に昔から色選びが上手いから選んでほしいと言われる事が多かったのですが、
パーソナルカラーって物がわかる前後で、やり方は、さほど変わってません。
物が決まっていて、この中でどれにしたらいい?と聞かれたら普通に選ぶ。
「ない」と答える事もあります。
私のコーデや髪色が好きとか
そのアイシャドウ何?同じアイシャドウパレットが欲しいんだけど合うかなと言われたら
同じシリーズで変換出来そうな物を提案したりしてました。
私はこれだけど、こっちの方がいいかもしれないと。
(シーズンを考える前の話なのでザックリしてます。)
例えばヴィセのグラムヌードで聞かれたら

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イエローベースだなと思ったら
私はN2、N5だけど、1、3、4がお勧めかな。とか、
ブルーベースなら同じ物を勧めてました。
聞かれない限り、パーソナルカラーの話はしません。
パーソナルカラーシーズンでなく、
「自分が映える色」が知りたい人にシーズンの話なんて不要だし、
私は人に組分け帽を被せたいんじゃないから。
説明しやすいから4シーズン名は便利だと思いますが
正直、名前なんてサマーじゃなくて「すいか」とか「茶碗蒸し」でもいいと思ってます。
全く何もないところから複数のコーデやメイクを揃えたい、
最近ならパーソナルカラーを知りたいから見立ててと言われた場合は
まずは、その人が一番映えそうな色を、
ひとつ直感で思い浮かべて当てはめる。(脳内)
目が何色?とか日焼けしやすい?血管見せてなんて聞きません。
「オータムのなんとかの色」でなく、
「煮詰めたトマト、ポモドーロの赤」とか
「フレッシュなグアバジュースピンク」
「もみの木のような深い緑」
「新緑グリーン」などイメージして最初にこれを軸にします。
(今はこの時点で、この色が、どのシーズンかわかりますが
そこは縛らずに次。)
黒が合うか、白を合わせるなら何の白か。
練乳白、ホイップクリームの白、白衣の白など。
最初の色から2番目、3番目に決めたい色を選びます。(組み合わせる色)
最初の色は、だいたいはトップスに持ってきたい色、
赤やピンク、オレンジ系で女性ならリップやチークにも当てはめて、
引きで想像してみる。
その色にマッチするアイシャドウやボトムス、髪色は
意識して選ばなくても結果は同じグループやトーンになってます。
コーデとして提案する場合は
ポモドーロレッドにカポナータを連想させる野菜のグリーンは合いますが、
赤と緑だとクリスマスみたいなので他の組み合わせにしたりなどもします。
メイクをしない男性でサマーだなと思った場合、
少し顔が寂しげだったら顔に赤みを差した方がいい。
眼鏡を常用してるなら少し赤みが入った鼈甲ブラウンのフレームに替えてもらうと顔に馴染むと同時に華やぎもプラス出来る。
色を決めていくと同時に、
その人の好きなテイストやなりたいイメージのとも擦り合わせていきます。
軸は外さないようにして質感をシアーに変えたり。
例えばストロングオータムなら、トムフォードの世界観のようなゴージャスリッチな色っぽさを当てはめやすいけど
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オルチャンぽくするならマットとシアーのバランス、
SPURっぽく、VOGUEっぽくならポップさやシアーに細かい煌めきやツヤを足したり、チークの赤みを鮮やかさはキープして浅く、
rms beauty的なものが好きなら、シアーと潤いツヤに重きを置く。
実際に販売されている化粧品や洋服をいくつか挙げたり、
セルフヘアカラーをするなら髪質を見て薬剤、
併せるイオンカラートリートメント(カラーバターやマニパニ)提案、
ライフスタイルにより、ベーシックカラーが必要な場合は何が使えるか、
実際どんな色か色見本で説明。
(ブルーのベージュ、黄みのネイビーやグレイなどあるので目で覚えてもらう)
最後に該当カラーパレットから
他にも合いそうな、いくつかの色に印を付けて終了。
同じグループなら延長線上にあるので、
例えばサマーのライトとブライト、夏冬クール、
春ビビ、ブライトなど2つから選ぶ事もあります。
交差しない青黄の2ndは出さない。
一番最初のインスピレーションの色のグループを支持します。
この方法で周りから頼まれた実際の友人、知人、
何パターンかの加工なし画像で頼まれたものなどで
100%当てる事が出来ています。
最初はこんなピンクいいの?!とか、鮮やかなオレンジいいの?!とか驚かれたりしますが、
実践してみて、その効果に喜んでもらえて私もとても楽しいです。
こういう事を書いた理由は
たまにSNSを見ると
(お仕事ではない人が)
例えば黄肌ブルベだから仕方ないのかとか、2ndが違うせいなのかとか、
顔タイプのせいなのか、骨格のせいなのか、
はたまた、ブルベマウントがどーたらとか。
毎日どんどん煮詰まってたりして大丈夫かなと思うことばかり見かけるから。
煮詰まってストレスで爆発して、
なんでパーソナルカラーに縛られなきゃいけないの?って疲れたら意味ない。
大丈夫、誰も縛ってません。
ゆるく考えて、ゆっくり見つけたり、
色が見えないなら無視したっていいんです。
違う色着てたって人は他人なんかよく見てません。
私も話振られるまで他人の事をあんまり見てません。
(見えてはいますが、いいこと「それ似合うねー」以外は何も思いません)
自分が不快さや違和感を感じる場合に
心地良く生活したり、何かの目的に利用するためのツールにすぎません。
顔タイプや骨格については言及してきませんでしたが
理由は基準が、あまりにも極端で選択肢が少な過ぎるからです。
組み合わせもあるようですが、それも逆にキリがない。
そういう事は自分自身を見て、柔軟、臨機応変に考えていいと思う。
なぜなら骨格は変わらないかもしれないけど
痩せたり、太ったりで、やっぱり別人にはなるし、似合う服は変わります。
私は増減の減が多いんですが(夏バテとか)形相も変わります。
もちろん整形してしまえば顔も変えられる。
肌色は変えられないけどトーンは注射で上げられます。
パーソナルカラーは変えられません。
私はキャラクター設定を作るのも無意味どころか悪影響と思ってます。
明るくて女子らしい、かわいらしいスプリングとか、
儚くて優しげ、上品なサマーとか、
終いにはフェミロマグレース何たらとか必殺技みたいなのも出てきてますが、
どすこいスプリングや、ガサツなサマーだっています。
上に書いたように何のグループの色でも使い方次第で何にでもなれます。
(人間性は自分で作って下さい)
なんとかグレースで酔ってる人はいいですが、
なんとかグレースなのに私には上品さが足りないなんて悩まなくていい。
パーソナルカラーは何かにならなくてはいけないものではなくて、
長所を際立たせて清潔感を引き出し、自分が映える為に利用するツールです。
黄肌ブルベについては重視しなくてもいいんじゃないかと思います。
ピンク肌イエベで悩んでる人は見かけませんし、
私は好んでイエローファンデで黄肌を作ってますが、
この時、すっぴんと黄色KATEとで試して(KATEは割と、みっちりカバー付きします)
合う感、合わない感に差はありませんでした。
イエローファンデで黄ばんだりしないし
(ただし、黄色ベースの選び方にはコツがあります。
他で書こうと考えてます)
逆に「パープル、ブルー下地でブルベ体験」とか見掛けますが
似合う色の反映には効果はありません。
コントロールカラーは自分のアンダートーンを活かしつつ、
赤みが気になる人はイエロー、
クマなどの淀みが気になる人はピンクでトーンアップなど補色程度。
アンダートーンが変えられるのはアクリル絵の具レベルか
舞妓さんの練り白粉くらいです。
舞妓、芸妓さんの場合はその方のタイプが影響して
小さくてかわいらしいタイプはピンク系のお着物だったりもしますが、
他の色が着られないわけではありません、着られます。
そういう状況下のパーソナルカラーはさすがにわかりません。
私は偶々そういう装い(本気のもの)をする機会が何度かありましたが、
赤みブラウンの自毛で髪結いして、白塗り、
真っ黒や朱赤、ターコイズのお着物、真っ赤な紅、アイメイクも黒と赤、
通常ならコントラストで死んでますが、もう誰かわかりませんでした。
黄肌に話を戻しますね。
合わないのは黄肌だからでなく、
カラーパレットからの選択を間違えてるんだと思います。
カラーパレットは全部合うんじゃなく、あくまで傾向と提案、目安。
カラーパレットに従い過ぎなくていいです。
カラーパレット通りの商品が売られているわけではありません。
化粧品の場合なら尚更シマーや偏光などでも変わりますので
商品自体のアンダートーン、ピグメント、自分との調和を見ましょう。
注射をしなくても色の効果で肌や目は確実に澄んで見えはします。
逆に肌トーンがFairできめ細かいと言ってもらえる私でも
反対のイエロートーンを使うと一気に汚らしくなれます。
リラックスして利用しましょう。
最後に「ブルベマウント暴言」ですが、
確かに酔ってる色白ブルベ姫なイヤな感じの人がいるのは事実だと思います。
私も見かけると迷惑です。
しかしブルベマウントと騒ぐ事は卑屈だし、ほとんどが被害妄想。
幸せと感じているイエローベースの方に失礼です。
酔ってる色白ブルベ姫は無視して下さい。
私を含め、私以外のブルーベースの方もなりたくてなってません。
素敵な商品は外資を含めてイエローベースカラーが多く、
ブルーベースは物が少ない、廃盤多い、
韓国コスメや神粉アワーグラスは、ほとんどイエローベース向き、
アッシュヘアにする時、髪の赤み(オレンジ化する、活かせない)がジャマなど、
たいして得や自慢になる事はありません。
ほとんどのブルーベースの方々は自分のアンダートーンを受け入れて、
物探しや廃盤受難に困りながらも自分なりに楽しんで生きてるだけです。
ブルーベースがみんな透明感なわけもなく、透明じゃない人もいます。
ブルベマウント暴言は双方にとって迷惑なので控えて頂きたいと願います。色んな方がラクに愉しめますように。